【週に一回更新しています! 見ごろの花情報 -Seasonal flower information-】
(写真撮影日:6月27日 撮影時の天気:晴れ)
◆普通のアジサイ:見ごろ、アナベル:見ごろ(場所:空のテラス周辺・せせらぎ広場・水の棚田周辺ほか)
園路沿いは若干ピークを過ぎた花が目につき始めましたが、灘川沿いや、空のテラスの入り口に向かって左横にある小道あたりは、まだまだきれいに咲いています。
写真一枚目:天壇テラスから空のテラスを見下ろしたところ、二枚目:空のテラス左側の小道沿いのアナベル、三枚目:灘川沿い、四枚目:変わった品種もあります(水の棚田そばほか)
◆ハンゲショウを筆頭とした水辺の草花たち:見ごろ(場所:花の中海周辺(東浦口ゲートそば~立体花壇「花火鳥」そば))
花の中海の周りに植わっているハンゲショウ(半夏生/半化粧)という植物の葉っぱが、この時期だけ(6月中旬~7月中旬くらい)白に染まります。特に当公園にはタコの形の立体花壇があり、‘二十四節気の半夏生の日にはタコを食べる’という風習がある関西地方には、まさにピッタリな取り合わせなのです。
以前は当公園の広報が毎年メディア等に情報を発信しており、新聞等で紹介いただいていました。しかし去年から発信しなくなり、ハンゲショウを目当てに来られる方が減ったように感じます。ここまでの量を見られるのは結構珍しいと思うのですが。。。
池の周りには、ハンゲショウ以外にもポンテデリア、ミソハギ、ガマと、それぞれ違った個性の植物も見ごろですので、是非ご覧くださいね。
写真一・二枚目:ハンゲショウ、三枚目:ポンテデリア、四枚目:ミソハギ、五枚目:ガマ、六枚目:4種全て見られるボート乗り場周辺
◆その他のお花たち◆
ネムノキ(合歓の木)(場所:花の島から滝のテラスに向かう道沿い、花の谷ほか)
木の高いところで上向きに咲いているため、多分木の下を通っていても気づかない人が大半だと思います。しかし気づいちゃうと「近くで見たい!」と思っちゃうくらいキラッキラ。
大地の虹にある花火鳥あたりから池の反対側をボーッと見ると、キラめく木が見えます(写真一枚目のまん中)。それを目指し、花の島を通る感じで池を渡ってすぐの小道を右に曲がると、その周辺に数本あります(写真二枚目)。望遠レンズで三枚目のような写真が撮れます。探せない~という方は、地面に四枚目みたいな花の残骸が落ちていたら見上げましょう。そこにあります。ガッツリご覧になりたい方は、あいな里山公園に沢山あるみたいですので、お問合せされるといいかと。
ヘメロカリス(場所:花の谷)
花の谷の池の周辺に、白赤オレンジ黄など複数品種が咲いています。例年恐怖を感じるほどカイガラムシがビッシリですが、今日のところは安心して見られました。写真四枚目、綿100%の子供の肌着みたいな柔かそうな質感の花、かわいくないですか?
それぞれの花は1日で終わり毎日置き換わるため、いつでも咲きたての花が見られますが、日によって開花数が少ないハズレ日もあります。
ユリ(オリエンタル系)(場所:花の谷と松の谷の間の園路沿い)
花の谷と松の谷の間の園路沿いに、オリエンタル系のユリ(有名なのは白い‘カサブランカ’)を200本以上植えており、ここ数日で咲き始めました。去年は背丈くらいで咲く大きな株が結構あったのですがイノシシに食べられてしまい、新たに植え替えたため今年はサイズ小さめです。しかし食べ残された株は大きく育ち、身長越えのものも(写真一枚目)。
複数品種植えておりますので、いらした際には何かしらは咲いていると思います。
カンナ(場所:パームガーデンほか)
パームガーデンに植わっているカンナがスクスク育ち、花が咲き始めました。現在はまだ小さめで、ひざや腰の高さあたりで咲いています。秋ごろまでズズズズーーーーッと咲き続け、最後にはバスケの選手位の高さで花が咲きますよ!
サンゴシトウ(ヒシバデイゴ)(場所:移ろいの庭、パームガーデン周辺ほか)
このお花は見る角度によってイメージが変わる、変わった形をしています。遠目で見るだけでなく、是非近くでご覧ください。
ノウゼンカズラ(場所:海のテラスほか)
海のテラスに向かう道にあるアーチに、ノウゼンカズラがからまってます。暑っ苦しいオレンジ色で、「あぁ夏だ・・・」と実感させてくれます。
立体花壇「花火鳥」&「タコトピアリー 」のベゴニア(場所:大地の虹/東浦口ゲート前)
ベゴニアが花盛り。立体花壇が赤やピンクの花で覆われています。毎年使用する花材はだいたい同じですがデザインは変えておりますので、是非毎年ご覧ください!
ガウラ(ハクチョウソウ)(場所:海岸口ゲートそばほか)
海岸口ゲートそばの一帯で、爽やかに揺れるガウラが見ごろです。ここは大規模に植えてありますが、園内の他の場所でも小規模でチョコチョコ咲いています。
◆これから咲くお花
アオノリュウゼツラン(場所:花の谷(空のテラス下あたり))
2、30年でたった一回だけ開花すると言われているアオノリュウゼツランの花茎が、今年はなんと5本も出現!全ての花茎の先端が分かれ、着々と開花準備進行中。去年は7月20日過ぎに開花し始めたのですが、さて今年は?!
写真一枚目:花の谷から空のテラスを見上げたところの3本(写真左に2本・右に1本)、二枚目:一枚目写真の場所より左側にある2本(3本に見えますが、一番左は去年の残骸)
シマトネリコ(場所:移ろいの庭、東浦口ゲート周辺ほか)
遠目から視野に入り、白っぽく見えて気になる木。白いのは花の枝。繊細できれいなのです。花が咲くと木がさらに白く見えます。残念なことに花自体は思ったほどパッとしないのですが。
写真一枚目:東浦口ゲート周辺、二枚目:花の枝のアップ
ご来園日の開花状況など、お気軽に管理センター(0799-72-2000)までお問い合わせください。
※スマホからご覧いただくと、過去2年間分の見ごろの花情報がさかのぼって確認できます!