【週に一回更新しています! 見ごろの花情報 -Seasonal flower information-】
(写真撮影日:6月6日 撮影時の天気:晴れ)
◆普通のアジサイ:一部見ごろ、アナベル:咲き始め(場所:空のテラス周辺・せせらぎ広場)
空のテラスに続く園路沿い(せせらぎ広場)で、青い四季咲きアジサイがきれいに咲いています(写真一枚目)。空のテラスの横(写真二枚目)などでも開花は着々と進んでいるのですが、灘川沿いのアジサイ(赤色系)が今年はのんびり気味なため、「一部見ごろ」としましたが、正しくは「一部を除いて見ごろ」なのかも。
空のテラスの周辺で、白くて大きいアナベルが咲き始めてきました(写真三・四枚目)。
◆メラレウカ‘スノーインサマー’:咲き始め(場所:移ろいの庭、東浦口ゲートそば)
夏の初めに枝先の上に白く積もった雪のように咲く花。だから名前は「Snow in summer」。咲き始めましたよ。最初はまさに積もりたての雪みたいにきれいなのですが、2週間後くらいには道端の雪みたいに汚く茶色になります。12~15日あたりが一番開花量も多めできれいなのではないかと思います。開花量少な目でよければ是非早めに、天気の良いうちに見に来てください。
写真一枚目:移ろいの庭、二枚目:東浦口ゲートそば、三枚目:花部分アップ、四枚目:さらにアップ
◆ユリ:見ごろ(場所:ポプラの丘上段)
全部で1200本とそんなに多くはないですが、今きれいに咲いています。ユリと一緒に咲いているのはカワラナデシコ(ピンクと白の花)とニゲラ(青と白の花)ですが、ニゲラはお花が終わりつつあり、毛の生えた楕円状の風船みたいな面白い形の実に変わり始めています。
◆水辺の草花たち(ハンゲショウ他):咲き始め(場所:花の中海周辺(東浦口ゲートそば~立体花壇「花火鳥」そば))
池の周りで夏の花が咲き始めてきました。
まず、ハンゲショウの開花が始まり、葉っぱが白くなってきました(写真一・二枚目)。7月上旬まで白っぽい葉っぱが増えていき、池の周囲が爽やかな様相になります。また、青色のポンテデリア(三枚目)、ピンクのミソハギ(四枚目)もチラホラ開花しています。
写真五枚目はガマの穂です。不思議な形ですが、一応花なんですよ。棒状の半分より上が雄花、下が雌花なのです。最終的には雄花が目立たなくなり、雌花が茶色のソーセージ状に残ります。
六枚目はハナショウブ。特に手入れをせず開花数は運次第ですが、今年は少な目かなぁ。
◆その他のお花たち◆
バラ(場所:移ろいの庭(ビジター棟そば))
移ろいの庭の一角で、小規模ではありますが、殿堂入りのバラ(世界バラ会連合が3年に1回開催する世界バラ会議において選出したバラ)を中心にいろいろな品種のバラを植えています。開花ピークを過ぎて花数は減っていますが、まだつぼみが残っている品種もあります。
スターチス(場所:大地の虹北花壇)
5月に咲いていたジギタリスの足元に植えていたスターチスがようやく咲き揃ってきました。花火鳥を見に行くついでにご覧ください。近くで見ると白いお花がかわいいですよ。
ゴデチア(※9日(月)以降、状態が悪い場所から抜き取ります)(場所:ポプラの丘中段)
写真からおわかりになるかと思いますが、ピークを過ぎ、終盤になってきました。9日(月)以降、倒れている赤い色から抜き始める予定です。ピンク色は残ると思います。
ペチュニア(※9日(月)以降抜き取ります)(場所:移ろいの庭階段花壇)
まだまだきれいな状態ですが、9日以降に植え替えます。次に植える花苗はカンナです。夏っぽい!
スモークツリー(場所:移ろいの庭海側近くの園路沿い(2本)、せせらぎ広場園路沿い(1本))
煙のようにモクモクした木、その名もスモークツリー。移ろいの庭そばでは赤紫色の葉っぱの木と緑色の葉っぱの木が各1本(写真一枚目)、せせらぎ広場そばは緑色の木が1本(写真二枚目)。園内にたった3本しかありませんが毎年結構な人気です。ウルシ科ですので皮膚の弱い方はお気をつけて。
タイサンボク(場所:水の岩戸前、東浦口ゲートのトイレそばほか)
写真一枚目は水の岩戸前で撮影しましたが、白い花がパラパラ咲いているのが見えるでしょうか。1つ1つが直径20~30㎝もある巨大な花です。見つけたらその大きさにびっくりしますが、大きさの割に地味なため、見逃して通り過ぎがちな花です。
立体花壇「タコトピアリー」&「花火鳥」のベゴニア(場所:東浦口ゲート前/大地の虹)
5月にパンジーからベゴニアに植え替えましたが、順調に育ってきれいになっています。毎年使用する花材はだいたい同じですが、デザインは変えております。是非毎年ご覧ください!
多品種の花が満載!①(場所:花の谷と松の谷の間の園路沿い)
花の谷と松の谷の間の園路沿いは、和風っぽい花壇を目指して植栽をしています。
背の高いユリが6月下旬くらいより咲く予定です(※大地の虹で咲いているユリとは別品種です)。今はチマッとしたかわいらしい花がいろいろ咲いていますので、通りかかった際には是非ご覧ください。一例として写真一枚目から、ミツバシモツケ、ヒューケラ、アスチルベ 、ギボウシです。
多品種の花が満載!➁(場所:陽だまりの丘(南側))
秋になるとモフモフの紫色のお花、サルビア・レウカンサが咲きまくる場所です。そのレウカンサはこの時期にもちょっとだけ咲いています(写真一枚目)。それ以外にもこの場所にはお花・草たちをたくさん盛り込んであり、写真二枚目は爽やかにサラッサラなホルデューム・ジュバタム。三枚目はきれいな青色のチコリ。四枚目は家で食べ損ねて芽が出ちゃったニンニクを植えたものが咲きました。ネギ坊主にそっくり、ニンニク坊主ですね。
ガウラ(ハクチョウソウ)(場所:海岸口ゲートそばほか)
海岸口ゲートそばの一帯で、海風で爽やかに揺れるガウラが見ごろになっています。今日は海もきれいでした。ここは大規模に植えてありますが、小規模でチョコチョコ園内の他の場所でも咲いています。
カシワバアジサイ(場所:花の丘道、芝生広場海側園路沿いほか)
アジサイは見ごろに向かってゆっくり進んでいますが、カシワバアジサイはすっかり満開。咲き始めは空に向かってツンツン立っていた円錐状の花房が、花の重さで傾いてます(写真は花の丘道)。
◆これから咲くお花
アオノリュウゼツランの花茎が伸びてます!(場所:花の谷(空のテラス下あたり))
2、30年でたった一回だけ開花すると言われているアオノリュウゼツランの花茎が、今年はなんと5本も成長中。出過ぎ!多分来年以降はもう出てこないんじゃないかと危惧しています。
毎日およそ10cmずつ、約1か月半ほどかけて8m近くにまで伸びていき、開花は多分7月以降。これからの成長を随時お伝えしていきます。
写真一枚目:花の谷から空のテラスを見上げた左側の2本(去年の花茎残骸とシュロの間)、二枚目:花の谷から空のテラスを見上げた右側の3本
イトラン(場所:ポプラの丘上段、花の丘道)
先週まで花茎がアスパラガスっぽかったのですが、徐々に穂先が広がってきました。着々と開花準備が進んでいるようです。
ご来園日の開花状況など、お気軽に管理センター(0799-72-2000)までお問い合わせください。
※スマホからご覧いただくと、過去2年間分の見ごろの花情報がさかのぼって確認できます!