見ごろの花情報を更新しました（2024.12.5）

【週に一回更新しています！　見ごろの花情報　-Seasonal flower information-】
（写真撮影日：12月5日　撮影時の天気：曇り時々晴れ）

大規模花壇のお花が終わり何もないと思われるこの時期ですが、今年は本当に紅葉がきれいです。空気が澄んでいる日が多く、海もきれいに眺められます(※ただし晴れの日限定)。お散歩を楽しめると思いますので、寒さ対策をして是非いらしてください。

◆紅葉(モミジバフウ、イチョウその他)：見ごろ（場所：東浦口ゲートそば、ポプラの丘ほか）

繰り返しますが、今年は例年になく紅葉がきれいです。モミジバフウはほぼ終わってしまいましたが、サルスベリ、サクラ、イロハモミジ、イチョウ、ラクウショウ、メタセコイアなどがまだまだきれいです。例年はイマイチな公園西側の山の斜面もところどころ色づいていて、借景として楽しめますよ。
写真一枚目：移ろいの庭、二枚目：空のテラス横のウッドデッキ周辺、三枚目：ポプラの丘、四枚目：大地の虹から西側の山の眺め

◆ノジギク：見ごろ（場所：海岸口ゲートそば、花の谷ほか）

海のテラスの真下に広がるスペースになかなかの規模でノジギクを植えており、可憐な花がチマチマチマッと大量に咲いています。牧野富太郎が発見・命名したノジギクは、兵庫県の県花です。この機会に是非覚えていってください(写真四枚目は花の谷)。

◆アツバキミガヨラン：見ごろ～ピーク過ぎ（場所：海岸口ゲートそば、花の谷(空のテラス下)）

海岸口ゲートそばはピークを過ぎ、花がボタボタ落ちつつありますが(写真一～三枚目)、花の谷は見ごろです(四枚目)。前者は海のテラスから遠目に見え、後者はせせらぎ橋からはっきり見えますが、お時間があれば是非近くでご覧ください、迫力ありますよ。1.5～3mくらいの高さまで育ち、5㎝ほどの釣り鐘形の花がたくさんぶら下がっています。

◆ツワブキ：ピーク過ぎ（場所：空のテラス周辺、花の谷ほか園内各所）

園内では空のテラス周辺に多く咲いていますが、終わりが近づいてきました。明らかに毎年着々と増殖していて、他の植物を凌駕しそうで恐怖恐怖…。

◆その他のお花たち

イソギク（場所：花の谷）

花占いで花びらをむしってしまった残骸にしか見えませんが、これでもれっきとした花です。

サルビア・インボルクラータ(ローズリーフセージ)（場所：陽だまりの丘(南側)）

陽だまりの丘(南側)にはサルビア類を複数品種植えていますが、このインボルクラータの花はてっぺんだけ球状で残りはツンツンの面白い形状。てっぺんから見るとタランチュラみたいですが、横から見ると両脚広げてバンザイしたやんちゃ坊主みたいでかわいいですよ。

ヤツデ（場所：水の棚田周辺）

この花、不気味と見るかかわいいと見るか。是非近くで見てもらいたいんですよ、お星さま形に開いたところからピョンピョコ飛び出るおしべがかわいいと思うんですが、どうでしょう。

四季咲きのサクラ「アーコレード」ほか（場所：花の丘道～ポプラの丘、花の谷）

アーコレードは春と秋の2回咲く桜。1本しかないですが、9月末からチョボチョボ咲いています。この隣にはウォーウィックも咲いていますし、ポプラの丘上段付近に咲いている四季桜、花の谷に咲いている冬桜など、歩いていると他の開花した桜も目に入るかもしれません。

ピラカンサ(※花ではなく実です)（場所：滝のテラス上部(大地の虹側から見える)）

写真一枚目の高さ真ん中あたりの横一列に、濃いオレンジ色がポツポツあるのがわかりますか？そこが実のなっている部分です。今年の実はツヤツヤ感がすばらしく、傷んだ実がほとんど見当たりません。鳥の襲撃で一瞬で無くなることもあるのですが、まだ大丈夫ですね。

木の実木の実木の実…（場所：園内各所）

花が少なく葉っぱが落ち始めるこの時期だからこそ楽しめる木の実たち。足元に気をつけながら、空を仰ぎながら歩くと、いろいろな木の実が楽しめます。
写真一枚目はモミジバフウ。紅葉が終わると、木からブラブラぶら下がるかわいい実が見えてきます。東浦口ゲートそばやポプラの丘などで見られます。
二枚目はラクウショウ。オレンジ色に黄葉した葉っぱの合間にゴツゴツッとした実がゴロゴロ。海見橋周辺やポプラの丘などで見られます。
三枚目はイヌマキ。プニプニした触感の赤紫の果肉と青緑色の玉がくっついた面白い実です。せせらぎ橋横が見やすいです。
四枚目はナンキンハゼ。紅葉中の葉の合間に真っ白な小さい木の実が見えます。子供の森周辺や花の谷などで見られます。