【見ごろの花情報 -Seasonal flower information-】
(写真撮影日:12月2日 撮影時の天気:曇り時々晴れ)
冬の園内は大型花壇に全く花が咲いていません。ですが、園内のそこここで目につく植物がちょっとずつありますので、それらをご紹介します。
◆ノジギク(野路菊):見ごろ 場所:海岸口ゲートそば、花の谷ほか
兵庫県の花、ノジギクが満開です。一番見ごたえあるのは海岸口ゲートそば。ちょっと遠いため人も少なく、写真撮影ならここをお勧め。あとは花の谷、花の丘道、移ろいの庭周辺でチョコチョコ咲いています。
写真一枚目:海岸口ゲートそば、二枚目:花のアップ
◆イソギク(磯菊):見ごろ 場所:花の谷、海岸口ゲートそばほか
ノジギクの白い花びらをむしり取ったような花、それがイソギクです。ノジギクと交雑してしまい、どっちつかずの中途半端な花びらを持つ変種も時々見られます。
写真一・二枚目:花の谷、三・四枚目:花のアップ
◆ツワブキ:終盤 場所:空のテラス周辺、花の谷ほか
園内で一番広範囲に咲く空のテラス周辺のツワブキはほぼ終盤で、哀愁漂ってきました。今きれいなのは、花の谷の園路沿いです。
写真一・二枚目:花の谷園路沿い
◆サルビアの仲間:見ごろ~ピーク過ぎ 場所:陽だまりの丘(南側)
大型花壇が植替えに入り、色の少ないこの時期の園内では、ピーク過ぎとはいえ紫色が目立ちます。その紫色はビロードのような手触りのサルビア・レウカンサ(メキシカンブッシュセージ)。その周りにはピンク色のサルビア・インボルクラータ(ローズリーフセージ)、黄色のサルビア‘イエローマジェスティ’、赤白がポップなサルビア・ミクロフィラ(チェリーセージ)なども咲いています。
写真一枚目:サルビア・レウカンサ、二枚目:サルビア‘イエローマジェスティ’、三枚目:サルビア・インボルクラータ、四枚目:サルビア・ミクロフィラ
◆立体花壇のお花たち(ビオラほか):咲き始め 場所:大地の虹(花火鳥&アヒル)、東浦口ゲート前(タコ)
11月に植え替えた立体花壇の花々がちょっとずつ開花しています。霜や鳥にやられていないこの時期は、アップで見るお花がきれいです。アヒルはホワホワ感を出したくて、5種類の植物を植えこみました!
写真一枚目:立体花壇「花火鳥」、二枚目:立体花壇「アヒル」、三枚目:立体花壇「タコトピアリー」、四枚目:ビオラのアップ
◆その他のお花たち
ストック(場所:移ろいの庭階段花壇)
花の少ない冬でも花壇に彩りを与えてくれるたのもしいストック。咲き始めました。
ツバキ類(場所:移ろいの庭(カンツバキ)、花の谷の園路沿い(ワビスケ))
移ろいの庭の小高い丘にぐるりとあるカンツバキですが、いつ咲き始めたのか既に結構散っています。つぼみはたくさんあるため、まだまだ咲きますが。ワビスケは花の谷と松の谷の間の園路沿いに何本かあるのですが、現在開花は1本のみ。
ヤツデ(八手)(場所:水の棚田周辺他)
縁起のいい植物と言われているヤツデ。小さなまん丸い花が複数集まり、さらに球状になっています。是非アップで見てください。1つ1つに目と口を描き足したくなるかわいさがありませんか?
ピラカンサの実(場所:滝のテラスの周囲←大地の虹側から)
大地の虹側から花の中海の向こう側の滝のテラス周辺を眺めてください。そのちょっと上で見える赤色の部分、そこにピラカンサの実がギッシリなってます。
ハクサンボクの実(場所:水の岩戸周辺、花の丘道周辺ほか)
周囲の木々の葉っぱが落ち、ピカピカツヤツヤの実が目立ってきました。
キングプロテア(場所:花の谷)
子供が描く太陽の絵のような見た目の花です。
カリンの実(場所:松の谷、移ろいの庭ほか)
今年はカリンが鈴なりの豊作でした。ちょっとずつボタボタ落ちてるため現在はスッキリしてきました。
トベラの実(場所:水の樹そばの園路沿いほか)
鼻につく匂いをたどると見つかる、銀杏のような木の実。中にはネットリした赤い種が入っています。
アツバキミガヨラン(場所:海岸口ゲートそば、花の谷)
地表から2メートルくらいの高さまでニョキッと花茎が伸びた花。海岸口ゲートそばはほぼ終了(写真1枚目)。花の谷(空のテラスの下)はまだ咲いています。去年咲いたアオノリュウゼツランの残骸とのコラボが楽しめます(写真2枚目)。
見頃のお花は毎日少しずつ変わります。
ご来園日の開花状況など、お気軽に管理センター(0799-72-2000)までお問い合わせください。