【週に一回更新しています! 見ごろの花情報 -Seasonal flower information-】
(写真撮影日:6月21日 撮影時の天気:雨のち晴れ)
◆アナベル:見ごろ、 西洋アジサイ・ガクアジサイなど:見ごろ~ピーク過ぎ 場所:空のテラス周辺、せせらぎ広場ほか
アナベルは今まさに見ごろ真っ盛り。沢山の真っ白まんまるなお花をご覧いただけます。
西洋アジサイやガクアジサイは場所によってはピークを過ぎ、茶色のシミが浮かんできているものもあります。
写真一枚目:天壇テラス下のアナベル、二枚目:せせらぎ広場のアナベル、三枚目:せせらぎ広場の西洋アジサイ、四枚目:空のテラス横の西洋アジサイ
◆水辺のお花たち(ハンゲショウ、ポンテデリア他):見ごろ 場所:花の中海の周り
ハンゲショウは「半夏生」とも「半化粧」とも書くように、夏が近いこの時期に葉っぱが化粧(おしろい)をしたように白くなりますが、遠くからでもわかるほど白くなっています。ピークを過ぎるとまた徐々に緑色に戻りますが、6月中までは白い状態をご覧いただけると思います。
ハンゲショウの他、ポンテデリア、ミソハギ、ガマがご覧いただけます。
写真一枚目:東浦口ゲートそば、二・三枚目:ハンゲショウ、四枚目:ポンテデリア、五枚目:ミソハギ、六枚目:ガマ
◆ユリ:ピーク過ぎ~終盤、 その周りの花:ピーク過ぎ 場所:ポプラの丘上段
ポプラの丘の白・黄色・ピンクのユリは見ごろのピークを過ぎました。具体的には、1本の茎には5~6個の花が咲くのですが、各茎に0~3個の花が残っている状態です。なお、現在ユリが咲いているポプラの丘から続く、松の谷に向かう園路沿いにも、少量ずつではありますが複数種のユリを植えており、咲き始めてきています。ユリをご覧になりたい方はそちらもご注目ください。
ポプラの丘でユリと一緒に咲いているカワラナデシコやニゲラ(面白い形の実)もピークを過ぎつつあります。
写真一・二枚目:ポプラの丘上段、三枚目:カワラナデシコとニゲラの実、四枚目:ポプラの丘から松の谷に向かう園路沿いのユリ
◆その他のお花たち
エキウム・ブルガレ(場所: 海のテラス)
青、ピンク、白のお花があるエキウム。青やピンクは微妙なグラデーションが透明感を感じさせます。そして注目すべきは白いお花!雨の日限定ですが、白いお花の一部は本当に透明になります。水にぬれて透明になるお花は「サンカヨウ」が有名ですが、白いエキウムもなかなかに美しいと思いませんか?
アコウ(場所: パームガーデン、海のテラス周辺)
パッと見ると単なる巨大な木。が、下から枝をのぞいてみると、ミッチリミチミチに粒々ツブツブ~~~。嫌いな人はサブイボ出るくらいの気持ち悪さかも。1つ1つがイチジクみたいな形のお花なんですよ。写真よりも実物はもっと気持ち悪いので、見たことない人は是非見ていってください!
カンナ(場所: パームガーデン)
カンナが咲き始めました。カンナは背が高いので、立ったまま観賞できます。しゃがむのが面倒な無精者に超お勧め!葉っぱもきれいです。
ガウラ(白蝶草)(場所: 海岸口ゲートそば、花の丘道ほか)
風にユラユラ白い蝶が飛んでいるような花、ガウラ。これから秋まで咲き続けます。海岸口ゲートそばは広範囲に咲いておりお勧めです。本日は雨後の撮影だったため、水分でお花が閉じちゃっています。
ヘメロカリス(場所: 花の谷の池の周りほか)
アジサイを求めて灘川周辺を歩いているときに目に入る、ユリっぽい花がヘメロカリスです。一日花(一日で咲き終わる花)なので、咲いているのはその日咲きたてですよ!
ネムノキ(場所: 花の谷、花の丘道と花の中海の間ほか)
ネムノキが咲き始めました。今日は雨で花が落ちていたため気づきましたが、例年は落花が多くなる終盤になるまで気づきません。とっても繊細な形できれいな花なんだけど、地味過ぎるんですよね。
立体花壇「タコトピアリー 」「花火鳥」のベゴニア&「アヒル」のコリウス(場所:東浦口ゲート前・大地の虹)
東浦口ゲート前ではベゴニアがきれいに咲き、ゆでダコと桜鯛になっています。
大地の虹にそびえたつ花火鳥のベゴニア、アヒルのコリウスも順調に育っています。
カシワバアジサイ(場所: 花の丘道、芝生広場海側園路沿いほか)
葉っぱがカシワの葉っぱの形に似ているカシワバアジサイ。本日は雨の重みでグッタリしています。そろそろピークを過ぎ、茶色のシミが出てきているお花もあります。
イトラン(場所:ポプラの丘上段園路沿い、花の丘道)
イトランは高さが150㎝前後もあるので、ボーッと立ったまま目の高さでお花を観賞できます。でもせっかくなので、名前の由来の糸状のものがピラピラついている葉っぱもかがんで見てみてね。見ごろ終盤に近いです。
ペチュニア(場所:移ろいの庭階段花壇)
スクスク育ったペチュニア。今日の状態は結構な水量の雨の後でグッタリしてました。晴れたらお花の状態は戻るのですが、現在除草前のため、近づいて見るとアラが目立ちます。
サンゴシトウ(ヒシバデイゴ)(場所: 管理棟前、パームガーデン周辺ほか)
トウガラシや魔女の爪などを想像させる、面白い形の花が咲きます。
アメリカデイゴ(場所: 子どもの森、レストラン花屋敷周辺)
サンゴシトウの仲間ですが、花の形がこれまた面白い。どんな形?!言葉で言い表すのが難しいおかしな形です。
スモークツリー(場所: 移ろいの庭海側園路そば、せせらぎ広場園路沿い)
雲みたいにフワフワモフモフしていたスモークツリーがそろそろ見ごろ終わりに近づき、ちょっとずつフワフワ飛び始めました。移ろいの庭そばに2本(銅葉、緑葉:写真参照)、せせらぎ広場そばに1本(緑葉)だけあります。
タイサンボク(場所:水の岩戸前、ハッチ号乗り場そば(東浦口、淡路口の両方)ほか)
直径20~30cmもあるお花。そんなに巨大な花なのに、多くは上向きに咲いているし、白い色だし、まったく目立ちません。現在は咲いている花とつぼみと終わった花(写真二枚目)がどれも同じくらいの割合で存在しています。
◆これから咲くお花
アオノリュウゼツラン(場所:花の谷(空のテラス下あたり))
数十年に一度開花する珍しい花と言われていますが、当公園では2~3年ごとに出てきており、今年は1つ。花茎が着々と伸び、枝分かれ(茎分かれ?)してきましたよ!まるでポールハンガーのフックみたい。コート掛けとして玄関に置きたい(大き過ぎて入りません)。
過去の例だと8mくらいまで大きくなり7月に開花ですが、今年は6月中に開花するか?!
ご来園日の開花状況など、お気軽に管理センター(0799-72-2000)までお問い合わせください。
※スマホからご覧いただくと、過去2年間分の見ごろの花情報がさかのぼって確認できます!